「第57回 日本栄養・食糧学会大会」開催

第57回日本栄養・食糧学会大会が、5月17日(土)〜19日、福岡国際会議場で開催された。第一日目には、一つの特別講演と二つの教育講演が行われた。

特別講演:「ヒトゲノム研究の新展開」榊 佳之氏(東京大学医科学研究所。理化学研究所ゲノム科学総合研究センター) 教育講演:「いのち愛おし」竹熊 宣孝氏(公立菊池養生園)、「Opportunies for Nutrition Education of Health Professionals in the United States」Barbara O.Schneeman (University of California、USA) また、会期中6つのシンポジウムが開催され、30人を超える内外の研究者からの発表があったが、とくにシンポジウム5では、「がん予防の食物・栄養要因:疫学研究の成果」をメインテーマに、以下のような発表がされ出席者の関心をひいた。

  • 「日本のがん罹患の動向と食物・栄養」古野 純典(九州大学大学院医学研究院)
  • 「食物・栄養摂取の疫学的調査方法の開発」古野 純典(九州大学大学院医学研究院)
  • 「野菜・果物とがん予防」津金 昌一郎(国立がんセンター研究所)
  • 「食物繊維と大腸がん予防」石川 秀樹(兵庫医科大学)
  • 「大豆イソフラボンのがん予防効果」永田 知里(岐阜大学医学部)
  • 「緑茶によるがん予防効果」小国 伊太郎(静岡県立大学)


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