納豆の血栓溶解酵素“ナットウキナーゼ”を含む製品「NKCP」、
海外でも好評
4月14日〜17日、英国ロンドンで健康食品・素材の展示会「NATURAL PRODUCTS EUROPE 2000」が開催された。今回は世界各国から昨年の2倍にあたる250余の食品・薬品メーカーが出展、新製品展示コーナーには約500点が紹介された。また、日本からは緑茶や豆腐などの素材が出展された。
初日はグローバルマーケット2000と題した会議が開かれ、2日目はレセプション、3,4日目は展示ブースの出展が行われた。展示会は英国、米国のオーガニックフード、健康食品関係が中心で、代替医療としてのハーブやサプリメントの役割が提案された。
日本からの参加企業は大和薬品梶i東京都世田谷区)1社のみで、納豆の血栓溶解酵素“ナットウキナーゼ”を含む製品「NKCP」を出展。納豆は外国人が苦手とする食物のひとつだが、同品は納豆の持つ独特の臭いや風味、粘りは一切なく、白い粉末状をしており、出展企業やマスコミからの問い合わせが殺到した。
大豆や魚などの日本の伝統食がコレステロール低下や血栓防止作用など海外で高い評価を受ける中、「血栓症の多い欧米各国にも積極的に販路を広げていきたい」(同社)という。