「食品の健康志向化、安全性の探求」テーマに
2003年10月7日(火)〜9日(木)、東京ビッグサイト(有明)で「食品開発展2003」(主催:CMPジャパン株式会社)が開催された。
今年で14回目を迎える同展示会は、米国、中国、韓国などの海外出展企業を含め438社、総ブース数640(前回比23%増)と過去最高規模となった。今回は、「食の安全と機能性への関心の高まりに応える」とし、「Hi」(Health Ingredients Japan)と「S−teC」(Safety&Technology Japan)に大きくゾーン分けし、国内外の新素材や機能性素材、注目素材、また品質管理・分析機器などを紹介した。
会場では、近年消費者の強く求める素材の安全性確保のための技術や最新鋭機器が紹介され、来場者の耳目を引いた。また、米国・中国・韓国などの特設パビリオンが設けられるなど国際色も豊かになり世界的規模の展示会としての様相を色濃くみせた。
今回、ビジネスセミナーでは「機能性食品研究の未来」「保健機能食品制度の現状と今後」「安全性の評価・分析技術」「プロ・プレバイオ研究最前線」「食品の安全管理・品質管理」「変わる表示・規制への対応」「海外のニュートラシューティカル市場」などの42セミナー、133の企業プレゼンテーション講座、19の特別プレゼンテーション講座が行われた。
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