企業から一般消費者まで幅広くアピール
2004年3月17日から19日の3日間、東京ビックサイトで第22回健康博覧会(主催:CMPジャパン株式会社)が開催された。
今回、22回目を迎える同展示会は、高まる健康志向をビジネスチャンスにと国内外の健康関連企業が有明に集結、多くの来場者で盛況となった。今回、出展企業は 475社、来場者は3日間で46,164人を数えた。
今回の7つのゾーン(ヘルスフード、ヘルス&ビューティー、オーガニックフード、特保・機能性食品、代替医療、ビジネスサポート、健康ペットフード)にわけ、話題のサプリメント・ハーブ、有機食品、健康機器・エステ機器、各種ヘルスチェック機器、顧客管理・販売促進ツールなどアピールした。
また、健康博特別企画として、一般消費者向に、ウォーキングドクター、デューク更家のウォーキング講座や腸内博士の光岡知足氏による「腸内環境改善で10歳若返る」と題した市民講座も開催された。
セミナーでは「食品と免疫研究の現状」(日本大学教授・東京大学名誉教授 上野川 修一)、「ここまでわかった!?健康食品と医薬品の相互作用」(京都薬科大学 病院薬学教室 助教授 大西 憲明)、「薬事法と健康食品の製造・販売」(東京都健康局食品医薬品安全部薬事監視課 伊藤 栄利子)、「中国・日本、健康食品産業の歴史的視点と最近の問題」(独立行政法人 国立健康・栄養研究所 呉 堅)などが行われた。