「Bio Japan 2007」開催(2007 9/19〜21)


バイオ関連企業、大学、自治体、研究機関、各国政府関係など、300を超える出展者が参加

2007年9月19日(水)〜21日(金)、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)で「Bio Japan 2007」(World Business Forum) が開催された(主催:バイオジャパン2007組織委員会、日経BP社ほか、後援:経済産業省など各省庁、各国大使館ほか)。「バイオの世紀、オープン・イノベーションの発想で。」のテーマのもと、健康、食糧、エネルギー、環境等に関連する企業をはじめ、大学、研究機関、自治体、各国政府関係等のバイオテクノロジーが一堂に会したが、内外の公的機関、とくに世界18の国と地域など海外からの参加が多く、国際的なイベントの感があった。

最新のバイオテクノロジーが結集

展示ホールでは、400近い企業や団体が出展。なかでも、国や県、地域の団体、各国政府関係の大きなブースが目立ったが、企業だけでなく大学や研究機関の参加が多かったことも今回の特徴で、これは出展者同士や来場者との情報交換やビジネスシーズの発掘、連携などを狙った、バイオの様子を呈していた。食品、薬品メーカーも多く、各企業とも主力の素材、製品を出展した。

連日のセミナーも好評

会期中、バイオをはじめとする医薬の研究開発、臨床試験をはじめ、先端の臨床開発、再生医療など広い分野にわたるセミナーが開催された。健康食品をテーマにしたセミナーが今回も多く、なかでも以下のプログラム多くの受講者が集まった。

  • 「機能性食品データベースおよび栄養ゲノム情報の提供と消費者ニーズ対応」荒井綜一氏(東京農業大学総合研究所客員教授)
  • 「バイオヘルスと21世紀医療」久保明氏(高輪メディカルクリニック院長)
  • 「アンチエイジング研究の最前線」白澤卓二氏(東京都老人総合研究所研究部長)
  • 「"幸"加齢生活のための抗加齢健康食品にあり方」水野智氏(健康情報センター・ジャード・まろん代表取締役)
  • 「食品の機能性・安全性の新しい評価法:ニュートリゲノミクス」阿部啓子(東京大学大学院農学生命科学研究所教授)
  • 「機能性食品素材の開発上の問題点解決に向けて医療の立場から」吉川敏一(京都府立医科大学大学院医学研究科免疫内科学教授)

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