「2008シニアライフEXPO」も同時開催
2008年2月27日(水)〜29日(金)、東京ビッグサイトで「健康博覧会2008」(主催:CMPジャパン株式会社)が開催された。国内最大の健康産業展示会&セミナーとして企画されたこの展示会には、第26回にあたる今年は昨年を上回る国内外700余社の企業が出展。「機能性素材・OEM館」「ヘルス&ナチュラルフード館」「うエルネス館」「ビューティー館」に分類された1200ブースで最新の情報を提供した。
記念セミナーも盛況
会期中、20近くの記念セミナーが行われたが、テーマは「特定健診制度とメタボ市場」「健康食品の安全性と有用性」といったタイムリーなものから、薬事法等の「法規関連」「通販・訪販」「オーガニック&ナチュラル」「注目の素材」など、多岐にわたった。
なかでも、「健康食品と医薬品の相互作用」(共立薬科大学実務薬学講座教授 木津純子氏)、「健康食品の有効性評価と機能性表示の今後の展墓」(甲子園大学副学長、前国立健康・栄養研究所理事長 田中平三氏)「健康食品の安全性の確保に向けた施策の推進」(厚生労働省医薬食品局食品安全部基準審査課新開発食品保健対策室)などに、とくに人気が集まった。
ステージイベント・出展社特別プレゼンテーションも開催
ステージイベントでは、食育料理研究家でもある衆議院議員藤野真紀子氏による講演「食育の普及と商品開発のヒント」や、アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授 新谷弘実氏の「ドクター新谷直伝! 誰でもできる『病気にならない生き方』実践編」は、タイムリーなテーマだけに盛況であった。出展社特別プレゼンテーションでは、メタボ対応、アンチエージング、ダイエットといった時流にかなったものが多く見受けられた。