国内最大級の健康産業の専門展示会「健康博覧会2009」開催
(2009 3/11〜13)



「統合医療展2009」「メディケアフーズ展」も同時開催

2009年3月11日(水)〜13日(金)、東京ビッグサイトにおいて「健康博覧会2009」が開催された。(主催:CMPジャパン株式会社)健康産業の展示会としては国内最大級のこの展覧会、今回も国内外から多くの企業が出展。会期中、多くの入場者で賑わった。

記念セミナーは今回も盛況

毎回好評の記念セミナーは、今回も関連法規、通販ビジネス、マーケティングの3つの分野で専門家が講演した。
法規については、「健康食品の安全性確保に向けた認証制度最終報告」と題して財団法人日本健康・栄養食品協会健康食品部部長加藤博氏が講演。健康食品市場の健全な発展を促すための施策として健食GMPの導入や、安全性を確保するための第三者認証制度の導入の議論が大詰めを迎えている現状の下、健康食品の安全性確保のための安全性ガイドラインの全容と企業の取組みについて報告した。

日本広告審査機構の宮本和洋氏は、「薬事法違反、誇大広告―消費者クレームに見る違反広告徹底研究」のテーマで、JAROに寄せられた消費者からの苦情や相談の具体例・事例を引き合いに、不適切な表現を解説した。

薬事法関連については、TMI総合法律事務所・弁護士石原修氏による「薬事法徹底研究 違反事例の実際と留意点」の講演なども行なわれた。通販ビジネス関連については、通販による成功・失敗例や、WEB通販の可能性などについて、3人が講演した。マーケティングについては、「不況時代でも『売れる営業部』の人材育成包」(大原鶴美事務所代表取締役大原鶴美氏)など、タイムリーなテーマで3つの講演が行なわれた。

ステージイベント、出展者プレゼンテーションセミナーも開催

ステージイベントでは、健康産業の構造改革推進シンポジウム&特別セミナーのテーマで、健康食品と関連法規の共存について、安全性確保と表示制度の充実などのテーマで討論が行なわれた。このほか、メタボやがん、メンタルトレーニングなどのテーマで講演が行なわれたほか、多くの出展企業がプレゼンテーションを実施した。

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