2009年５月19日（火）・20日（水）、東京国際フォーラムにおいて、「健食原料・素材・OEM展」（Health　Food　Expo，Ingredients　and　Contract Manufacture　２００９）が開催された。

健康食品の原料供給・受注加工の業界向けとして、最新情報を発信すべく開催されたこのイベント。今年も、多くの企業が、エビデンスに基づいた原料・素材や委託加工に関するブース展開をした。

企業の展示に加え、健康食品をめぐる行政動向や、市場動向、素材情報など、20を超すセミナーが開催された。
とくに、行政規制関連では、連日タイムリーなテーマの講演で、観衆の興味を集めた。
「日健栄協の第三者認証制度への取り組みを具体的に説明」（財団法人日本健康･栄養食品協会　健康食品部部長　加藤博氏）
「景表法、健増法。食衛法、JAS法・・・消費者庁発足で健康産業界に及ぼす影響」（食の効能普及全国会議議長　中嶋茂氏）
「最近の違反表示事例と実務講座」（薬事法・健康増進法研究会代表　山本浩二氏）
市場関連でも、最新情報が発表された。
「消費者が求める健康食品と表示問題〜信用される健食とは何か。消費者視点で解説〜」　（NPO法人日本サプリメント協会　理事長　後藤典子氏）
「この１年で健康食品市場はどう変わるのか！2009年の展望を読み解く（株式会社矢野経済研究所　上級研究員　飯塚智之氏）
「食薬区分見直しで医薬品への変更が予測される健康食品素材について」（伝承素材開発研究所　所長／伝承医・薬・食素材研究会　副代表幹事　劉勝彦氏）