過去最大の出展小間数、進むIT化への対応セミナーなど
2001年5月16日から18日まで、東京ビッグサイトで国際食品素材展「ifia JAPAN2001」(主催:食品化学新聞社)が開催された。
「新世紀の食への挑戦〜21世紀の食はどう変わるか〜」をテーマに、食品添加物、健康・栄養関連素材、分析、検査機器などが一堂に介した同展示会は、今回6周年にあたり、国内外から200数社が出展、小間数は過去最大の510を数えた。今年の呼び物として、世界的に進むIT技術の食品業界への導入について、「食品業界におけるIT活用」(三菱商事(株))などのセミナーが行われた。
同展示会で数多くの素材が展示・紹介される中、現在最も注目される食品素材をピックアップしたセミナーでは、「アラビノキシランの特性と応用」、「ノンカロリー甘味料〜エリスリトール」などが行われ、耳目を引いた。 また、今年健康・栄養食品に導入される保健機能食品制度や4月から施行された有機JAS制度などを行政担当官が解説する「行政関連セミナー」も多くの参加企業の関心を集めた。
この他、「国際シンポジウム」では、「国際食品(Codex)規格の役割〜食品添加物を中心として〜」、「世界のカロチノイド研究の最新動向」などが行われた。また、「糖尿病の合併症予防とフードファクター」と題したシンポジウムでは、吉川 敏一教授(京都府立医科大学)、大澤 俊彦教授(名古屋大学農学部)らによる講演が行われた。この他、「製造環境衛生セミナー」、「美容と健康のセミナー」、「食品開発セミナー」が行われた。テーマ展示コーナーでは、HACCPコーナー、味と香りのコーナー、海外の注目素材コーナーなどが設置された。
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