食品の安全性と機能性に関する最新の技術や情報をアピール
2001年9月26日〜28日の3日間、東京ビッグサイトで第12回食品開発展(THE 12TH FOOD DESIGN SHOW)(主催:健康産業新聞社、CMPジャパン、後援:農林水産省、厚生労働省、東京都 他)が開催された。「Food Quarityの向上を目指して」をテーマにしたこの展示会には、国内300社、海外16カ国が出展し、過去最大の規模となった。
今回は展示構成を2つに分けて展開した。「安全」分野では「S−tec」(Safety&Technology Japan)のゾーンで、品質管理、分析、最新鋭機器などの情報を、また、「機能性」分野では、「Hi」(Health Ingredients Japan)のゾーンで、国内外の新素材、機能性素材、注目素材を、それぞれ一同に集めて展開した。
本展示会では、毎回多くのセミナーが開催されるが、今回も記念セミナー47講座、企業プレゼンテーションセミナー74講座と、あわせて120を超えるセミナーが開かれ、各界から最新の情報が発信された。記念セミナーでは、「健康志向食品市場の現状分析と将来予測」(三菱総合研究所・富田稔氏)、「保健機能食品制度の審査基準と栄養機能表示の具体例」(厚生労働省・井上浩一氏)等が、また、企業プレゼンテーションセミナーでは、「機能性食品素材の動向」(キッコーマン株式会社)、「ナットウキナーゼ含有食品、NKCPについて」(大和薬品株式会社)、「寒天由来アガロオリゴ糖の機能性」(宝酒造株式会社)等が、それぞれ来場者の関心を集めた。
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