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 ウコン

 胆汁を促し、消化器系の働きを助ける

 インド・アーユルベーダ医学でも利用

ウコンはショウガ科に属する熱帯性植物で、原産地はインド、中国、台湾、西インド諸島など。天然の黄色色素のクルクミン(Curcurmin)はカレー粉の香りの原料としても知られます。インド古代医学のアーユルベーダ、中国伝統医学において、抗酸化、抗炎症作用を持つハーブとして長い間利用されていますが、最近では、欧米の研究機関も有用性に着目、盛んに研究を行っています。

クルクミンは、胆汁を促し脂肪を分解し、消化器系の働きを強めることが明らかになっています。動物実験により、胃液など消化液の分泌を高め、ストレスやアルコール飲料の飲み過ぎで胃や腸壁に起こる炎症を防ぐことが報告されています。また、変性関節炎、リウマチ関節症などへの作用も報告されています。

動脈硬化の要因として、酸化したLDL(「悪玉」コレステロール)が血管の壁に蓄積し、プラークを形成することが指摘されていますが、クルクミンがコレステロール値を抑え、LDL酸化を防ぐことも動物実験で明らかになっています。

また、ヒトの乳がん細胞を注入したメスのマウス60匹を4つのグループに分け、1)クルクミンを混ぜたエサ、2)クルクミンを加味したエサ+化学療法、3)化学療法のみ、4)どちらも無し――で、4週間後にがん細胞の広がりをみたところ、4)グループは全てに肺への広がりが見られ、結果が最も良かったのは、2)グループで、肺に微小な腫瘍が見られた割合は28%にとどまっていたという報告もあります(Clinical Cancer Research誌'05/10)。

この他、遺伝子操作マウスによる実験で、クルクミンがアルツハイマー病患者の脳に見られるベータ・アミロイド・タンパクの蓄積を防いだという報告もあります。

クルクミンは、血液をサラサラにする作用があるため、warfarin、aspirinのような抗凝固薬と併用しないよう忠告されています。

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