オルタナティブメディスンは、日本では、「代替医療」と訳されたが、
世界の潮流は、西洋医療と代替医療がそれぞれの得意とする領域でコラボレーションし、相互・補完的な医療を行う
「統合医療」へと向かいつつあり、日本でも医療従事者らが関心を寄せている。
オルタナティブメディスンは、大局的に相補・代替医療(CAM:Complymentary and Medicine)とも訳されるが
米国で、2004年に、Centers for Disease Control and Prevention's (CDC) National Center for
Health Statistics (NCHS)が、National Health Interview Survey (NHIS)2002年の
調査を基に、CAMの利用状況を発表している。
これは、18歳以上の成人、31,044人を対象に、鍼、アー
ユルベータ、バイオフィードバック、瞑想、栄養療法、伝統療法などのCAM
27種に関してインタビュー調査し、分析したもの。
それによると、CAMの全体的な利用状況については、「これまでCAMを一度でも利用したことがある」
が全体の74.6%を占めた。また、「過去1年に利用したことがある」が62.1%だった。
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CAMを種類別に見ると、「自分自身の健康のための祈り療法」がトップで43%。次いで、
「他者による自分自身の健康の祈り」が24.4%、「ナチュラル製品(ビタミン、ミネ
ラル以外)」18.9%、「深呼吸運動」11.6%、「自分自身の健康のための祈りグループ
への参加」9.6%、瞑想7.6%、「カイロプラクティック」7.5%、「ヨガ」5.1%、「マッサ
ージ」5.0%、「食事療法」3.5%となった。
この他、「ホメオパシー」1.7%、「鍼治療」1.1%が続いた。「食事療法」では、
「アトキンスダイエット」が1.7%で最も多く、次いで、「ベジタリアン、マクロ
ビオティック」が0.1〜02%となった。
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