コーヒーの功罪についてはさまざまいわれているが、
糖尿病予防に関しては有用であるとの報告が幾つかある。
コーヒーに含まれるカフェイン、マグネシウム、ナイアシン、カリウム、抗酸化物質などの栄養成分が有効に作用しているのではないかと
みられている。
ハーバード大学研究者グループが、コーヒーと糖尿病との関連を調べた研究15件を
分析したところ、コーヒーを多く飲むほど糖尿病の危険性は低くなることが分
かったと報告している。1日6〜7杯飲むグループは2杯未満に比べ、危険性は35%低下
という。4〜6杯の場合、最低量のグループと比べ、28%低いという。(The Journal of the American Medical Association誌)。
以前、医学誌「The Lancet」でも、アムステルダムの研究グループが、1日にコーヒーを
7杯以上飲むグループは、II型糖尿病に罹る危険性が50%減少することをがわかった
と報告している(※ただし、1日に2〜3杯では影響は見られなかったという)。
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