近年子供たちの間で、魚離れが進んでいるが、魚に含まれるオメガ3系脂肪酸はぜんそくなどのアレルギー疾患のリスク低下に貢献するばかりでなく、IQアップに貢献することも報告されている。
最近の研究については、The Lancet最新号で魚摂取が子供のIQ値上昇に役立つことが報告されている。
US National Institute of Alcohol Abuse and Alcoholism研究者グループが、妊婦11875人が参加したAvon Longitudinal Study of Parents and Children(ALSPAC)データを分析。被験者は、1)魚介類を食べない(12%)、2)いくらか食べる(1〜340g/週、65%)、3)340g/週以上食べる(65%)のグループに分け、出産後、子どもたちのIQを、生後6ヶ月から8歳まで測定した。
結果、1)の子どもの50%以上が、IQが最も低い分類に入ることが分った。2)は3)と比べると、IQが最も低い分類に入る割合が9%多かったという。
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