全粒穀物など食事からマグネシウムを摂取すると、脳梗塞の発症リスクが著しく減少することが分かったという。
研究では、Karolinka Institute研究者グループが、50〜69歳のタバコを1日5本以上吸う男性29,133人を対象に13.6年追跡調査した。結果、マグネシウムを最も多く摂取したグループ(平均589mg/日)は最も少ないグループ(373mg/日)に比べ、脳梗塞を起こすリスクが15%低いことが分かったという。
肺がん予防のための、日頃の「食」管理については、Nutrition誌3月号が、緑葉野菜の摂取が有望であると報じている。Galician Public Foundation for Health Emergencies研究者グループが、被験者617人(肺がん患者295人、健康体322人)を調査したところ、緑葉野菜を1日最低1回摂取するグループは1週間に5回未満のグループに比べ、肺がんに罹るリスクが5%低いことが分かったという。
多量に摂食すると予防効果が大きい野菜は、じゃがいも、キャベツ、かぶら菜、レタス。また、果物では大きな影響は見られなかったという。
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