一方、ブロッコリーエキスを多量与えたグループでは、腫瘍のできる割合が58%少なかったという。
また、少量与えた方でも与えなかったグループに比べ、腫瘍のできた割合は22%少なかったという。
野菜・果物については、各種疾患に対しても予防効果が報告されている。最近の研究では、Archives of Internal Medicine最新号で糖尿病への有用性が報じられている。
Addenbrooke's Hospital研究者グループが、21,831人の男女(平均年齢58.4歳)を対象に食品頻度調査を行い、血中のビタミンC濃度と糖尿病の関連性を調べた。経過観察期間は12年。
結果、血中濃度の最も高い群は最低濃度群に比べ、2型糖尿病リスクが62%低下したことが分かった。
また、果物・野菜の高摂取群(男性459g/日、女性550g)は低摂取群(男性289g、女性382g)に比べ、リスクが22%低下していることが分かったという。
|
|
|