結果、ビタミンE、総合ビタミン剤などの摂取で、死亡率に影響を与えたのはビタミンDだけだったことが分かった。ビタミンDを摂取していた場合、摂取しなかったグループと比べ、死亡率が7%低かった。ビタミンDの投与量は平均528IUだったという。
また、カルシウムおよびビタミンDは糖尿病のリスク低減に役立つことが、Diabetes Care誌06/4月号に掲載されている。
Tufts-New England Medical Center研究者グループが、Nurses Health Studyに参加した83,779人の糖尿病II型に関するデータを分析した。
結果、カルシウム(1200mg以上)とビタミンD(800IU以上)を毎日摂取すると、糖尿病II型の危険性が33%低減することが分かった。
特に、ビタミンDサプリメントからの摂取が400IU/日の場合、100IUの場合と比べリスクは13%低くなるという。また、カルシウムは、1200mg/日以上を摂取する場合、600mg未満に比べ、21%低くなっている。
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