Tufts medical center研究者グループが、男性1,182人、閉経後の女性1,289人、閉経前の女性248人(26〜89歳)を対象に、飲酒とBMD(骨ミネラル密度)の関連性を調べた。臀部、腰部背骨などでBMDを計測した結果、飲酒習慣が無い群に比べ、ビールまたはワインを1〜2杯/日の割合で飲酒する男性群では、2.4〜4.5%増大していることが分ったという。
また、同様の割合で飲酒する閉経後の女性たちも、臀部および背骨のBMDが5〜8.3%増大していたという。ビールに含まれるオルトケイ酸やワイン成分のレスベラトロールが骨の形成をサポート、あるいは骨損失を低下すると考えられるが、研究者らは、飲酒量が多くなると効果は消えると指摘、研究結果は、飲酒を奨励するものでは無いことを強調している。
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