葉酸の有用性については、心臓病のリスク低下などが報告されているが、最近の報告では、多量および短期間の葉酸摂取は血圧降下に有用であると、European Journal of Clinical Nutrition誌09/8月号が報じている。
Polyclinic of Modena研究者グループが、健康体の閉経期後女性30人を2群に分け、それぞれ5mg/日の5-メチルテトラヒドロ葉酸か、プラセボを3週間投与した。
結果、収縮期血圧および拡張期圧が葉酸群でそれぞれ、平均4.5mmHg、5.3mmHg降下したことが分った。また、ホモシステイン値も葉酸群で11.8マイクロモール/L低下したという。プラセボ群の低下は8.7マイクロモール/Lだったという。
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