医療従事者らも健康のために炭酸飲料ではなくお茶を薦めるようになり、緑茶産業に弾みがつく。そして現在、長期景気低迷によるストレスで、リラックス作用のある緑茶に米国民は手を伸ばし、緑茶市場はさらに拡大基調を辿っている。
この他、緑茶に関する有用性報告では、Cancer Prevention Research誌09/7月号が、緑茶ポリフェノールは前立腺がんのリスク低下に有用であると報じている。
また、Journal of Nutrition誌09/2月号は、緑茶成分が乳がん予防に有用であると報じている。Vanderbilt School of Medicine研究者グループが、20歳から74歳の乳がん患者3,454人と健康体被験者3,474人を比較調査。被験者から、緑茶摂取習慣などをヒアリングした結果、定期的に緑茶を飲む群は全く飲まない群と比べ、乳がんリスクが12%低くなっていることが分かったという。
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