岩手、秋田、長野、沖縄、東京、茨城、新潟、高知、長崎、大阪など11保健所管内に住む40〜69歳の男女約3万4000人を対象に、2005年まで約13年追跡調査をした。結果、肥満でなくても、2個以上のメタボ関連要因が集積した場合、男性で、全死亡と循環器疾患死亡、女性で全死亡のリスクが高まることが分かったという。
食生活でのメタボ対策について最近の研究では、フラボノール(ポリフェノール)の有用性が報告されている。Journal of Nutrition誌10/2月号で、タマネギやリンゴのフラボノールが脳卒中予防に有用であると報じている。
Wageningen University研究者グループらによる研究で、コホート試験6件(女性111,067人)のデータを分析。経過観察期間は6〜28年。結果、タマネギ、リンゴ、ブロッコリー、紅茶のフラボノールの高摂取群は低摂取群に比べ、リスクが20%低下していることが分ったという。
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