天然もみ殻ファイバーシリカの有用性
〜ダイエット&ビューティーフェア2017


2017年9月11日〜13日、東京ビッグサイトで、第16回 ダイエット&ビューティーフェア2017が開催された。同展示会セミナーより、ナイストレーディングカンパニー合同会社の講演「天然もみ殻ファイバーシリカ」を取り上げる。


日本人はシリカ不足

シリカはケイ素ともいわれる、ミネラルの一種である。英語でsilicaまたはsiliconと表記される。「土の王様」という異名を持ち、地球上で2番目に多い元素である。

また地球の60%以上はシリカでできており、私たちの細胞に含まれるミトコンドリアにもシリカが含まれ、生命の維持に不可欠な物質であることが知られている。

食品では、昆布、ほうれん草、ハマグリ、とうもろこし、らっきょう、ゴマ、大根、などに多く含まれている。

シリカは体内で作ることができないため、食品から摂取するしかない。特に日本人はシリカ不足が指摘されている。

天然のもみ殻でシリカの商品化に成功

シリカ不足は主要ミネラルの不足を意味する。そのため、骨や血管がもろくなったり爪や髪の毛が弱くなったり、脳の視床下部の松果体の働きが悪くなり、体内時計やホルモンなどの異常が起こる。

ナイストレーディングカンパニーでは、天然のもみ殻から純精製した微粒子シリカの商品化に成功したという。

国産の無農薬の稲から採取したもみ殻を非燃焼(熱を使わない)技術で粉砕化し、「もみ殻」という素材を生かした。

これにより食物繊維の含有量が100g中64gと非常に高含有で、シリカも24g含まれるという、非常にバランスの良いパウダーになっているという。

「もみ殻由来のシリカパウダー」は、もみ殻が非常に硬質で、これまではあらびき胡椒のレベルまでしか粉砕できず、パウダーにすることは不可能といわれてきた。

3ミクロンの粉末化に成功

同社では、2011年から開発を繰り返し、3ミクロンの粉末にすることに成功。その成分構成から「ファイバーシリカ」と名付け、天然の恵をそのまま摂取することを可能にしたという。

ファイバーシリカの最大の特徴は「栄養素が豊富である」こと、そして「不溶性」ということ。

もみ殻100%の粉末は他にも作っている企業もあるが、製造過程でもみ殻を燃焼加工しているため水溶性となっており、体内の滞在時間も短い。

しかし不溶性のファイバーシリカは体内持続時間が8時間あり、体内の不要なものを排出したり、しっかり吸収される。

3ミクロンという小さいパウダーであるため、直接口に入れると器官に入り込むこともあり、飲み物や食べ物に入れて摂取する方が良いという。

ファイバーシリカでの体験談

実際、ファイバーシリカを使用している3人のモニターも登壇し、使用感を述べた。

一人の50代女性は、岡山と東京を深夜バスで行き来する生活をしているが、ファイバーシリカを摂取する前は疲労感が常にあり、半日くらいは休憩しなければ体が動かないような状態だった

しかし、ファイバーシリカを摂取するようになり、疲労感を感じにくくなり、実年齢と比べて若返ったような気がする、と語った。

30代男性は脊髄の損傷により首から下に障害が残り、現在も車椅子での生活をしている。

車椅子の生活で一番の問題は「健康的な便が出にくいこと」だが、ファイバーシリカを3日ほど摂取した時点でスムーズな便が体感できた。

さらに続けるほどに、いわゆる健康な便と言われる黄色に近い便がしっかり出るようになり、計測はしていないが痩せた気がする、と語った。

もう一人、70代の男性は腸捻転による手術を繰り返していたが、ファイバーシリカを摂取してからの半年以上、一度も腸のトラブルが起きておらず、他の不調も気にならなくなった、と語った。

シリカには強い抗酸化作用があることもわかっており、漢方でも使用される健康維持に重要な成分だという。

自然治癒力や免疫力を高めるにもシリカは欠かせない、また副作用の報告もない安全性の高い成分であるため、シリカの補充を意識してほしい、とまとめた。


Copyright(C)JAFRA. All rights reserved.