排便記録のアプリ、50万ダウンロードを突破
田口氏は、お腹を壊しやすく、日々の排便の記録をスマホのメモ帳に記録していた。そうしたことから、排便記録アプリ「ウンログ」が誕生し、今では50万ダウンロードを突破する超人気アプリに成長しているという。
アプリの開発当初は、男性のユーザーを想定していたが、リリースすると95%が女性ユーザーであった。そのため、現在はダイエットや生理周期も記録できる女性向けアプリに改善されている。
現在ユーザーが増えており、企業とのコラボやタイアップなど、できることが増えてきているという。
実際に腸に良い商品かサンプリングしたい、モニターを集めたいという企業に対しても、キャンペーンをスムーズに行えるようサポートしている。
また、便のデータをたくさん持っているため、最近はその解析も行っており、例えば「*****する人は*****が多い(卵をよく食べる人はプロバイオティクスが増える)など」といったデータ解析を企業から頼まれることが増えているという。
2000サンプル以上の検体
同社では、2年前から始めた腸内フローラの検査で、すでに2000サンプル以上の検体があり、便の情報だけでなく、運動・睡眠・服薬情報などもより細かく分析することができるという。
腸に関する商品を作りたい企業に対し「エビデンス作り」から「認知・拡散」まで幅広く支援することが可能で、健康ブーム、腸活ブーム、腸内フローラといった話題との相乗効果も期待できるという。
実際の例としては、「プロバイオティクス飲料の腸内フローラの前後比較キャンペーン」「食物繊維サプリメントの腸内フローラ前後比較キャンペーン」「食物繊維ドリンクのサンプリング」「シリアルの腸活インフルエンサーマーケティング」など。
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