基本的に疲労とは体内で発生する活性酸素が原因で感じられるものであり、これまではビタミンやカフェインなどによる対処が一般的であった。
しかしそれらはほぼ一時的なもので、さらにカフェインは中毒性や不眠の問題も懸念された。
クロノケアはそれらとは違うメカニズムで疲労緩和にアプローチすることがわかってきた。
20歳〜65歳の24名の男女を対象に1日100mg/4週間の接種試験をプラセボ対照クロスオーバー比較試験で行った。
その結果、疲労感については接種群の方が有意に低下すること明らかになった。
他にも「眠気」や「目の疲れ」の改善が報告されただけでなく、認知機能についてもプラセボ群は低下傾向になった。
交感神経の活性を抑制
また自律神経について測定を行ったところ、副交感神経が優位な状態で維持されたことが確認された。
これらの結果から、クロノケアの摂取によって、疲れの原因である活性酸素が抗酸化作用によって除去されたことが分かった。
さらに、酸化ストレスによって上昇する交感神経の活性を抑制することで、副交感神経が優位になり疲労が改善されることが示唆された。
血管内皮機能改善作用については、健康な男女24名を対象にクロノケアの摂取試験を行い、加速度脈波を評価した(プラセボ比較クロスオーバー試験とランダム化プラセボ対照二重盲検クロスオーバー試験)。
その結果、血管年齢については接種群の方が有意に低下し、摂取90秒後の血流量が有意に改善、血管の拡張効果が確認できたという。
機能性届出表示が受理
これについてはクロノケアの摂取により、酸化ストレスが減少しNO(一酸化窒素)の生産機能が上昇したことで、血管内皮機能が改善されたことが示唆された。
これらの2つの機能性は機能性届出表示が受理されており、11月に商品がリリースされる予定である
黒大豆には健康的なイメージだけでなく縁起物というイメージなどもある。黒豆茶などはすでに人気が高くなじみの素材でもあるため新規の機能性についても知ってほしいと話した。
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