テトラSOD
に似た微細藻類に「ユーグレナ」がある。
しかし、ユーグレナとは60%遺伝子構造が違い、さらに最も近いとされている「クロレラ」とは90%以上の遺伝子が同じで、8.6%の遺伝子が異なることがわかっている。
8.6%の遺伝子が異なるというのは「人」と「蛙」の遺伝子の違いと同じレベルであり、それほど「テトラセルメスチューイ」は微細藻類の中でも「他と同じ」ということはない特別な微細藻類なのではないか。
もちろん多くの微細藻類にもSOD活性が確認されているが、他の微細藻類原料と比べても30倍以上のSODを含有する最も栄養素の高い原料だという。
豊富な栄養素との相乗効果
さらに、テトラSODにはビタミンB12が豊富に含まれることがわかっており、市場に存在する唯一の植物由来のビタミンB12であることも特徴であるという。
もちろんカリウム、マグネシウム、カルシウムなどのビタミン・ミネラル類も豊富に含まれ、SODだけでなくこれらの豊富な栄養素との相乗効果で炎症や活性酸素を抑制している可能性も高い。
また摂取量も少量でよく、5mg〜25mgの範囲でダイエットからストレス、血管、不妊、抗炎症、ダイエット、スポーツなど幅広い範囲で効果を発揮するという。
高地トレーニングと同等の現象
その事例の一つとして運動能力の向上についてのヒト試験論文がある。スペインの3部リーグのサッカー選手32人をランダムにプラセボ群、テトラSOD摂取群の2群に分類し、摂取群には25mg/日を1ヶ月間摂取してもらい、通常の練習と生活を続けてもらった。
試験開始時と終了時に血液検査などを行った結果、体脂肪の減少、ヘモグロビンの増加、コレステロール値の低下などの結果が見られ、1ヶ月間高地トレーニングをした時と同等な肉体の改造が見られた。
高地トレーニングとは酸素の薄い環境でトレーニングをすることで、低酸素状態に体を順応させることでヘモグロビンを増加させ、全身に酸素を行き渡りやすくするために行うものだが、テトラSODの摂取でそれと同等の効果が得られたという。
すでに欧米ではマルチビタミンとの組み合わせ、アンチエイジングやダイエット、スポーツニュートリション、目の疾患、紫外線対策などさまざまな場面でテトラSODが原料として利用されている。
SODはその製造過程で大量の二酸化炭素も吸収して環境対策にもなるので、日本でも幅広い分野で利用して欲しいとした。
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