細菌や病原体の検出や貪食、破壊に関与している私たちの免疫細胞であるマクロファージがイミュノスポア®によってどのような変化を起こすのか試験分析した。
その結果、マクロファージの成熟(機能活性)、貪食能の向上、炎症性サイトカインの遺伝子発現量の低下が確認され、免疫に寄与することが分かった。
イミュノスポアの原料である乳酸菌「ラクトスポア®」は臨床研究によって安全性が確認されているだけでなく、米国FDAによって安全と認められるGRASにも認定済みである。
リヴロンガ®、肝臓ケアに
また、肝臓ケア成分として「リヴロンガ®」を紹介。「リヴロンガ®」はもともとサビンサグループで製造販売している、肝臓ケア製品であるリヴィノール®とクルクミンCコンプレックス®という2つの製品と、バイオペリン®という製品を組み合わせて開発した新製品である。
リヴィノール®の原料はマンゴスチン属の植物であるガルシニアインディカの果実で、この果実の抽出成分には肝臓サポート効果があり、肝機能の向上だけでなく内臓脂肪の減少などの効果も確認されている。
また、クルクミンCコンプレックス®は秋ウコンが原料で抗酸化・抗炎症作用が高いことが確認されている。
いずれも単体使用で肝臓に有効な成分だが、これらの相乗効果を狙い体内吸収率を高めるために黒胡椒果実の抽出物である「ピペリン」を加えることで、新製品「リヴロンガ®」が完成した。
安全性評価がなされ、GRASにも認定
「リヴロンガ®」は特に非アルコール性の脂肪肝炎NASHに有効である知見が得られているという
NASHから肝繊維化、そして肝細胞癌へ侵攻するSTMAマウスモデルを使用した試験では、「リヴロンガ®」の投与で、脂肪肝の減少・肝繊維化の減少・炎症性サイトカインTNFα発現の有意な低下など肝機能改善作用が確認できたという。
もちろん各成分も安全性評価はなされていてGRASにも認定されている。非アルコール性脂肪肝炎NASHは世界で増加傾向にあるが、米国・欧州、日本でも治療薬として承認されているものがなく、健康食品に寄せられる期待は少なくないので注目してほしいと話した。
・