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食のトレンド、「朝食摂らず」「アンバランス食」〜働く男性を対象に食生活調査
2009年11月12日(木)、東京ビックサイトで「生活習慣病対策展2009」が開催された。そのなかで、「消費者の食トレンド予測」と題して、美容レシピ研究家の小針彫佳氏らによるセミナーが行なわれた。
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未婚男性、「朝食の摂食率」18%
セミナーでは、「生活習慣病、食生活に関するアンケート」(ゴール樺イ査)の分析結果が報告。アンケートは都内で働く20代〜50代の男性500名(会社員60%、自営業30%、その他10%)を対象に実施された。
朝食の摂食率については、既婚者65%、未婚者18%で、未婚男性のほとんどが朝食をとっていないことが明らかとなった。
また、外食率については、「朝食を外食で済ませる(コンビニのおにぎりやサンドイッチを含む)」が既婚者25%、未婚者65%。「外食にかける予算」は、既婚、未婚ともに50%が月額2〜3万円。「好きなメニュー」は、1位カレー、2位ハンバーグ、3位やき肉、4位とんかつ、5位ラーメン、となった。
予算的に「バランスの良い食事」を摂ることが難しい
分析すると、野菜不足が顕著で、いかにも生活習慣病を引き起こしそうな状況だが、「生活習慣病に対して対策をしているか?」という問いには、既婚者の90%、未婚者の60%が何らかのかたちで気をつけている、と回答。ただ、ライフスタイルを変えるのは難しく、サプリメントやスポーツで紛らわしているのが実状だ。
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アンケート結果からゴール鰍フフードプロデューサー、今泉氏は、男性が外食に使える予算を考えると一般的に言われる「バランスの良い食事」を摂ることは大変難しく、好きなメニューにしても金額面から他に選びようがないのでは、と述べた。
オーガニックレストランの増加が予測
今後の「食のトレンド」として、管理栄養士が経営するレストランやオーガニック食材のレストランがますます増えて行くことが予測される。
小針氏は、とにかく1品でも野菜を加え、ゆっくりかんで食べることを習慣化してほしいとアドバイス。また、日本人は果物の摂取量が欧米に比べてかなり低いため、果物の摂取を増やしてほしいと述べた。
笠井氏は、鬱病や生活習慣病などの病気になった人々に食事のカウンセリングを行なっており、野菜の摂食の重要性を指摘。外食もバランスよく摂れば、普段摂れない食材を摂ることができるプラス面もあるとした。
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