1992年4月、ひどい疲労感とともに手足に力が入らなくなり、検査を受けた結果、C型ウイルス肝炎と診断された。原因は30年前の産婦人科の手術時に行った輸血と考えられたが、不明である。その後1ヶ月の安静により疲労感はなくなった。1996年2月肝臓の腫瘍の手術を受けた。手術は成功したが術後の体力の回復が遅く、入院生活は3ヶ月に及んだ。特に肝機能の低下がひどく、GOT110,GPT140,γ-GPT140を前後していたがそのまま退院した。自宅で安静にしつつ体力の回復を待ったが、頭や身体がふらつき食欲もなく体重が6kgも低下した。この時期から修飾米ぬかアラビノキシランを毎食後1gずつ摂取し始め、6ヵ月後には食欲や体力が手術前の状態に回復し、GOT,GPT,γ-GPTが正常域に入った。
修飾米ぬかアラビノキシランを摂取し始めて1ヶ月頃からひどい脱力感が消えて目覚めが良くなった。3ヶ月目から食欲が増し、体重の減少が止まった。
修飾米ぬかアラビノキシランの免疫強化作用と肝庇護作用により、慢性のC型肝炎が改善されたものと考える。