1999年1月15日頭痛と右手足のしびれがひどい事から近医を訪ね、風邪と診断されたが体調は徐々に悪化し、1月末には右半身が動かなくなった。別の病院の脳外科で検査を受け、脳腫瘍が発見された。また肺がんも同時に発見され、リンパ節に転移しており、余命3ヶ月と告知された。1989年に乳がんの手術を受けている事から、乳がんの再発、転移と考えられた。その病院では化学療法を勧められたが拒否し、食事療法、心理療法、免疫療法等を取り入れた補完療法を行っているS外科医院に入院し、治療を受けた。免疫療法の一つにNK細胞の活性化を目的として修飾米ぬかアラビノキシランを1日3g摂取した。治療開始後NK活性は上昇し、その3ヵ月後には52.6%と高い水準に達し、脳、肺、いずれの腫瘍も縮小しつつある。現在、余命3ヶ月の告知を受けた時点から1年6ヶ月を経過しているが、自宅での食事療法と気孔と修飾米ぬかアラビノキシランを1日3gの摂取を継続しており、通常の生活をしている。
摂取開始10日目で食欲が出始め、頭痛が軽くなってきた。睡眠が充分取れるようになり、体力が充実し始め、何となく前途に希望が持てそうな感じがした。
補完医療での免疫強化のエースとしての充分な働きをしていると考える。NK細胞が高い水準にあることは、がんに負けない体力を有している目安と考えて良く、このままがんとの共存を維持しつつ、徐々に寛解に向かっていく事を期待する。