特定非営利活動法人

HOME > 食品の機能性・学術報告 > スクアレン

2013.11.11スクアレン

臓器の機能回復や新陳代謝を促し、健康維持、美容効果の素材として期待

スクアレンは、深海ザメの肝臓に含まれる油性物質としてよく知られており、細胞の新陳代謝を活発にし、健康維持・増進に役立つとされています。

近年では、サプリメントとして広く知られるようになりましたが、この物質はもともとヒトの体内(肝臓)でアセチルCoAから生合成されて、皮脂中に蓄積されますが、その量は加齢とともに減少すると言われています。また、男女でも差があると言われます。

元来この物質は、無味無臭、無色、低揮発性で、オリーブ油、綿実油、ベニバナ油、アボカド油などの植物にも含まれているので、日常の食事から摂取できます。

スクアレンについては、肝機能など臓器の機能回復をはじめ、免疫力の向上、殺菌作用、細胞や皮膚の発育促進作用、体内の新陳代謝を促す作用などの有用性が言われています。 表皮細胞への浸潤性や浸透性にすぐれていることから、美容効果も期待されています。

最近の投稿

「食」のトピックス 2025.6.30

SDGsに貢献できる食品添加物・機能性素材・未利用資源セッション

「食」のトピックス 2025.6.16

次世代型“シス型”カロテノイドの実用化に向けた取り組み

「食」のトピックス 2025.6.2

野菜・果物の食物繊維の健康効果の最新研究動向

「食」のトピックス 2025.5.26

免疫老化研究の最前線〜食による健康長寿へのアプローチ

「食」のトピックス 2025.5.16

花粉症対策のカギは短鎖脂肪酸?! 腸からはじめる花粉症対策

カテゴリー

ページトップへ