特定非営利活動法人

HOME > 食品の機能性・学術報告 > スクアレン

2013.11.11スクアレン

臓器の機能回復や新陳代謝を促し、健康維持、美容効果の素材として期待

スクアレンは、深海ザメの肝臓に含まれる油性物質としてよく知られており、細胞の新陳代謝を活発にし、健康維持・増進に役立つとされています。

近年では、サプリメントとして広く知られるようになりましたが、この物質はもともとヒトの体内(肝臓)でアセチルCoAから生合成されて、皮脂中に蓄積されますが、その量は加齢とともに減少すると言われています。また、男女でも差があると言われます。

元来この物質は、無味無臭、無色、低揮発性で、オリーブ油、綿実油、ベニバナ油、アボカド油などの植物にも含まれているので、日常の食事から摂取できます。

スクアレンについては、肝機能など臓器の機能回復をはじめ、免疫力の向上、殺菌作用、細胞や皮膚の発育促進作用、体内の新陳代謝を促す作用などの有用性が言われています。 表皮細胞への浸潤性や浸透性にすぐれていることから、美容効果も期待されています。

最近の投稿

「食」のトピックス 2022.11.30

遺伝子組み換え・ゲノム編集食品のリスクコミュニケーション

「食」のトピックス 2022.10.13

超高齢社会における口腔機能の改善を目指した食品開発

「食」のトピックス 2022.10.13

5-ALAの新たな機能性表示食品への展開

食品の機能性・学術報告 2022.8.5

トウゲシバ

ヘルシーインタビュー 2017.5.30

米ぬか多糖体(Rice Bran Saccharides (RBS))と免疫

カテゴリー

ページトップへ