特定非営利活動法人

HOME > 食品の機能性・学術報告 > スクアレン

2013.11.11スクアレン

臓器の機能回復や新陳代謝を促し、健康維持、美容効果の素材として期待

スクアレンは、深海ザメの肝臓に含まれる油性物質としてよく知られており、細胞の新陳代謝を活発にし、健康維持・増進に役立つとされています。

近年では、サプリメントとして広く知られるようになりましたが、この物質はもともとヒトの体内(肝臓)でアセチルCoAから生合成されて、皮脂中に蓄積されますが、その量は加齢とともに減少すると言われています。また、男女でも差があると言われます。

元来この物質は、無味無臭、無色、低揮発性で、オリーブ油、綿実油、ベニバナ油、アボカド油などの植物にも含まれているので、日常の食事から摂取できます。

スクアレンについては、肝機能など臓器の機能回復をはじめ、免疫力の向上、殺菌作用、細胞や皮膚の発育促進作用、体内の新陳代謝を促す作用などの有用性が言われています。 表皮細胞への浸潤性や浸透性にすぐれていることから、美容効果も期待されています。

最近の投稿

「食」のトピックス 2024.8.19

機能性表示安全性シンポジウム

「食」のトピックス 2024.8.9

希少糖アルロースを利用した楽しさ溢れる食生活

「食」のトピックス 2024.8.5

食によるウェルビーイングの実現を目指して最適化栄養食が描く未来

「食」のトピックス 2024.7.29

現代社会における疲労の特徴とウェルネスフード活用の光

「食」のトピックス 2024.7.22

健康増進に寄与する食品の機能に関する研究成果とその活用 農研機構が進める「パーソナルヘルスケア食」とは?

カテゴリー

ページトップへ