特定非営利活動法人

HOME > 食品の機能性・学術報告 > スクアレン

2013.11.11スクアレン

臓器の機能回復や新陳代謝を促し、健康維持、美容効果の素材として期待

スクアレンは、深海ザメの肝臓に含まれる油性物質としてよく知られており、細胞の新陳代謝を活発にし、健康維持・増進に役立つとされています。

近年では、サプリメントとして広く知られるようになりましたが、この物質はもともとヒトの体内(肝臓)でアセチルCoAから生合成されて、皮脂中に蓄積されますが、その量は加齢とともに減少すると言われています。また、男女でも差があると言われます。

元来この物質は、無味無臭、無色、低揮発性で、オリーブ油、綿実油、ベニバナ油、アボカド油などの植物にも含まれているので、日常の食事から摂取できます。

スクアレンについては、肝機能など臓器の機能回復をはじめ、免疫力の向上、殺菌作用、細胞や皮膚の発育促進作用、体内の新陳代謝を促す作用などの有用性が言われています。 表皮細胞への浸潤性や浸透性にすぐれていることから、美容効果も期待されています。

最近の投稿

「食」のトピックス 2024.3.27

「あなたの健康を左右する食の選択~日本の農産物を活用した食品機能研究」

「食」のトピックス 2024.3.18

健康食品市場の動向

「食」のトピックス 2024.3.4

海外の食トレンドから見る、2024年5つの健康キーワード

「食」のトピックス 2024.2.29

「将来の健康を見据えた栄養と食事」

「食」のトピックス 2024.2.20

ホルミシスの概念から見えてくるポリフェノールの新しい作用機構

カテゴリー

ページトップへ