7歳の時に慢性C型肝炎と診断された。特別な治療を受けることなく、過激な運動を避け、自己治癒力によるセロコンバージョン(sero-convresion)を持っていたが、食欲の低下と易疲労から、当薬局に相談に来た。修飾米ぬかアラビノキシランを1日1gの摂取と数種類のハーブミックス茶による治療を行った。治療の結果、血清トランスアミナーゼ活性は短期間で低下し、現在は正常域に入っている。
摂取開始1日後に弱い発赤が認められたが、2日目には消失した。食欲が増進し、行動が活発になった。
C型肝炎が慢性化し、特別な治療は行わず、免疫能が発展途上にある年齢であることから、成長に伴うセロコンバージョンを期待していたが、改善されずにいた修飾米ぬかアラビノキシランの摂取により、免疫能が向上し、肝炎症状が改善された。