1998年3月にT医院にて診察した結果、慢性C型肝炎が肝硬変に進み、肝臓のほぼ全域が肝がんに侵されていた。腫瘍マーカーのAFPは281,000で大変高く、GOT 51、GPT 79と肝機能は明らかに低下していた。半断食を主とする食療法と温熱療法に加えて免疫強化の目的で修飾米ぬかアラビノキシランを1日3g摂取した。各検査結果を示す(図)。
摂取開始より2週間目に倦怠感が薄れるようになり、熟睡できるようになった。また食欲が出始め、半断食が辛く感じられるようになった。
修飾米ぬかアラビノキシランの免疫力の強化が末期の肝がんからの奇跡的な回復を助けたものと考える。自己治癒力の底力とそれを助ける力を見せ付けられた一例である。