1984年8月2日、カリフォルニア州Drew大学病院にて生検により分泌管内がんと診断された。1986年10月2日、胸壁に転移が認められたが化学療法、放射線治療または手術のいずれも拒否した。しかし化学療法とホルモン療法(Tomoxifen)の併用により1991年7月、胸膜の滲出、腫瘍の壊死および胸壁および付属組織の侵食等、病状の改善が認められた。1994年3月1日より修飾米ぬかアラビノキシランを1日3g(1g/1回)摂取した。1995年3月29日現在も継続摂取することにより再発は認められていない。
乳がんに対し、化学療法剤とホルモン療法剤による治療を行なった後修飾米ぬかアラビノキシランを摂取し、再発の防止に努めた。摂取後、徐々にNK活性は上昇し、現在は高い活性が維持されていおり、NK活性の上昇が乳がんの再発防止につながっているものと考えられる。