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No.36転移性肺がんの患者(55歳女性)が、修飾米ぬかアラビノキシランを摂取した症例

患者基本情報

疾病:
  • 転移性がん
  • 年齢:55歳
  • 性別:女性

病歴と治療歴

1996年に右乳房に腫れと痛みを感じた為に近医(徳島)にて診察を受けた。乳がんと診断され、右乳房全摘手術を行った。1998年1月、右脇下リンパ節に痛みを感じた為に同院にて診察を受けた。転移性のリンパ腫瘍がんと診断され、手術を行った。1998年12月に肺のCT検査により直径5mmの腫瘍が発見された。主治医から抗がん剤による治療を勧められたが、副作用によるQOLの低下を危惧して治療を拒否し、食養法による体質改善を目指して1999年1月14日当医院に来院した。まず、当院のがん治療のベースとしている半断食を行い、腸を整えた後、当院特有の食療法を行った。修飾米ぬかアラビノキシラン摂取量と摂取ローテーションは1日4gを5日間摂取した後、2日間休みとした。この摂取方法を6ヶ月間繰り返し行った。

修飾米ぬかアラビノキシランの摂取により感じた変化

治療開始後10日目で疲労感が薄らぎ始め、何となく体力がついている感じがした。1ヶ月目から腰痛と便秘が改善され、体調が大変良くなってきた。7月初めの検査の結果、肺のCT像は変化しておらず、腫瘍マーカーCEAは0.7以下(正常)でリンパ節転移も認められなかった。

修飾米ぬかアラビノキシランの評価

乳がんからのリンパ節転移および肺転移でリンパ腫は手術により除去したものの、肺がんの治療については抗がんの治療が有効と判断される状態であったと思われる。しかし患者の希望でQOLを優先させるということから化学療法は行わずに当院にて食養法を主とする代替医療を行った結果、全身状態が急激に改善され腫瘍の増大は認められず、主治医から「もしかして全てのがんは消えているかもしれない。」と言われたと言う事である。半断食を行い、腸の状態を整えることにより、食養法に用いた食物の機能が十分に働いたものと考える。血糖値も当初121mg/dlから76mg /dlとなり、安定している。

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