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No.39糖尿病の患者(64歳男性)が、修飾米ぬかアラビノキシランを摂取した症例

患者基本情報

疾病:
  • 糖尿病
  • 年齢:64歳
  • 性別:男性

病歴と治療歴

1993年9月17日、兵庫県F市立K病院で糖尿病(インスリン依存型)と診断されました。血糖値(食後2時間)は331mg/dL、尿値は1.0であった。2ケ月間入院し、インスリンの投与を行ない、血糖値が200mg/dL台で安定したため退院した。その後、インスリンによる血糖値のコントロールを行なっていた。その間尿糖も検出されていた。1996年9月より再び血糖値が上昇し始め、1996年に入り、300mg/dL台に上昇。尿値も高濃度に検出された。1996年5月より、修飾米ぬかアラビノキシランを2g/日、1g/回摂取し始めた。血糖値は200mg/dL台で推移し、尿値は検出されなくなった。1997年2月以降、血糖値は150mg~180mgとなり、1997年6月現在インスリンの投与も行なっていない。

修飾米ぬかアラビノキシランの摂取により感じた変化

摂取し始めて、先ず尿値が出なくなり、午後から夕方にかけての疲労感がなくなってきた。喘息の症状も徐々に出なくなってきた。季節に関係なく、よく風邪をひいていたが、冬場にも風邪をひかなくなった。

修飾米ぬかアラビノキシランの評価

長年にわたり、インスリンを用いて血糖値のコントロールを続けてきた。糖尿病の症状が徐々に改善され、現在はインスリンを用いることなく正常値で安定している。その因果関係は明らかではないが、修飾米ぬかアラビノキシランの摂取と何等かの関係があることは充分考えられる。また、喘息の症状が改善されたこと、風邪を引かなくなったこと等は、免疫機能が正常化されていると考えてよく、修飾米ぬかアラビノキシランの免疫機能への影響と食物繊維としての働きが糖尿病への改善へつながっているのかもしれない。

グラフ
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