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No.56慢性C型肝炎の4名の患者に対して、修飾米ぬかアラビノキシランを摂取した症例

患者基本情報

疾病:
  • C型肝炎
  • 年齢:65歳
  • 性別:男性
  • 年齢:63歳
  • 性別:女性
  • 年齢:75歳
  • 性別:女性
  • 年齢:64歳
  • 性別:男性

病歴と治療歴

慢性C型肝炎の患者4名(男性2名、女性2名)に対して、修飾米ぬかアラビノキシランの効果を確認するため、修飾米ぬかアラビノキシランを1日3g、3ヶ月間摂取してもらった。いずれの患者も3ヶ月間にC型肝炎の症状は大幅に改善された。 検査結果を表1~4に示す。

修飾米ぬかアラビノキシランの評価

Y.Yさんは修飾米ぬかアラビノキシラン摂取開始後30日迄トランスアミナーゼ活性は徐々に上昇し、その後下降を続け、90日後にはGOT46、GPT42となった。HCV抗体も90日の間に7.8から5.3に低下し、ウィルスの減少がうかがわれた。
S.Kさんは修飾米ぬかアラビノキシラン摂取開始後20日目でトランスアミナーゼ活性はほぼ2.5培以上に上昇したが、その後下降を続け、90日後にはGOT43、GPT43となった。HCV抗体は6.7から4.1に低下した。
M.Aさんは修飾米ぬかアラビノキシラン活性はあまり大幅な改善は認められなかったがHCV抗体は7.4から5.5に低下した。
N.Sさんは摂取開始時のトランスアミナーゼ活性が高く、自覚症状も疲労感、食欲不振が強く、発熱していた。 修飾米ぬかアラビノキシランの摂取開始後トランスアミナーゼ活性は急激に下降し、最終的にはGOT18、GPT14となった。 HCV抗体も5.5から3.3に低下した。
これらの結果は修飾米ぬかアラビノキシランの免疫強化作用によるものと思われ、肝炎症状の軽減のみならず、NK細胞の活性化とインターフェロンガンマの産生促進によるウィルスの排除が進行しているものと考える。今後更に修飾米ぬかアラビノキシランを継続して摂取することにより、肝炎症状は改善され、肝硬変への移行の危険度が低下するものと考える。

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