日本食品機能研究会(JAFRA)では、7月27日~29日の3日間、東京、大阪、福岡で「がんフォーラム21」を開催。参加者は、3会場合わせて1,300人にのぼり、各会場とも成功裏に終了した。
今回の「がんフォーラム21」は、「統合医療によるがん治療――いのちといやしの現場から」をサブタイトルに、免疫学の世界的権威であるUCLA/DREW医科大学の免疫学教授 M・ゴーナム博士と、カナダ マクマスター大学(健康科学部病理・分子医学部門)客員教授 遠藤雄三博士が最新の発表を行なった。(3会場共通)
ゴーナム博士は、「アポトーシス―がん治療のための新しいアプローチ–」と題して、世界的な免疫学の権威として最新の研究成果を発表した。 また、遠藤博士は、「通常療法によるがん治療の限界」のタイトルで、一次予防の徹底を含めたこれからのがん治療について、免疫学・病理学・分子医学の立場からの研究成果を発表した。
講演後、パネルディスカッションが開催。会場ごとにテーマが別れ、「統合医療」(東京会場)、「生体防御」(大阪会場)、「心と免疫」(福岡会場)について、パネリストらが意見交換を行った。